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【30歳以上の男性必見】メンズ紫外線対策 完全攻略マニュアル

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男性であっても紫外線対策はマストです。

紫外線対策をサボると、30歳を過ぎたあたりから、徐々にシミが目立つようになります。

「シミがあると10歳老けて見られる」という調査結果もあるとおり、シミは相手にマイナスの印象を与えてしまいます。

しかし、いざ「紫外線対策をしよう!」と思っても、紫外線の知識をきちんと身につけ、男性に特化した対策をしないと効果が小さいです。

そこで本記事では、

○知っておきたい紫外線の3つの基礎知識
○【環境省が推奨】6つの紫外線対策
○【シーン別】メンズ用日焼け止めの選び方
○【シーン別】メンズ用日焼け止め5選
○日焼け止めの塗り方【3ステップ】

について、解説します。

本記事を最後までお読みいただければ、相手から老けて見られない肌を手に入れるコツを知ることができますよ。

目次

知っておきたい紫外線の3つの基礎知識

紫外線対策のお話をする前に、知っておきたい基礎知識を3つだけ解説します。

実は、紫外線の理解不足が原因で、誤った対策をしている人も少なくありません。

正しい知識をきちんと理解してから対策しましょう。

紫外線のせいでシミ・シワ・タルミが増える

紫外線を浴び続けると「光老化」と呼ばれる肌の老化が進みます。

肌の老化の具体的な症状は、以下のとおりです。

  • メラニンの過剰生成によるシミ
  • コラーゲンの破壊によるシワ・たるみ

肌は紫外線からのダメージを受けると、肌を守るためにメラニンが生成されます。

通常、メラニンは時間が経てば剥がれ落ちます。

しかし、紫外線を浴びすぎると、メラニンが過剰に生成されて、剥がれ落ちず皮膚に残ってしまいます。

これが結果的にシミになってしまうのです。

また、紫外線が肌の奥深くにある「真皮層」に到達すると、コラーゲンが破壊されてしまいます。

コラーゲンが破壊されると、肌の弾力やハリがなくなり、シワ・たるみの原因になってしまいます。

【参考文献】

紫外線が特に強いのは「6~8月」

環境省の「紫外線 環境保健マニュアル2020」によると、紫外線が特に強い時期は「6~8月」とされています。

特に一日のうち強い時間帯は「午前10時~午後2時」です。

また、曇りの日や雨の日でも、油断は禁物です。

薄い雲の場合、紫外線の80%以上が通過します。

天気や気温に関わらず、6~8月はしっかり紫外線対策をしましょう。

紫外線のよくある勘違い

一般の人たちの紫外線に対するイメージには、間違っているものがいくつかあります。

代表的なものは、次のとおりです。

勘違い①:紫外線が一番強く反射するのはコンクリートである。

紫外線の反射率が一番高いのは「新雪」です。その反射率はなんと80%。ちなみに、コンクリートの反射率は10%です。

勘違い②:水の中にいれば紫外線の影響を受けない。

水はわずかな紫外線しか防いでくれません(水深50cmで地表面の40%)。

勘違い③日陰にいれば、紫外線対策をしなくても良い。

日陰にいても紫外線対策は必要です。日陰は日向の50%の紫外線の影響を受けます。

【環境省が推奨】6つの紫外線対策

環境省は「紫外線 環境保健マニュアル2020」の中で、6つの紫外線対策を推奨しています。

  1. 紫外線の強い時間帯を避ける。
  2. 日陰を利用する。
  3. 日傘を使う、帽子をかぶる。
  4. 衣服で覆う。
  5. サングラスをかける。
  6. 日焼け止めを上手に使う。

それぞれ解説します。

紫外線の強い時間帯を避ける。

一日のうちで最も紫外線が強い時間帯は「午前10時~午後2時」とされています。

特に夏は紫外線が強いため、不要不急の外出は控えた方がよいでしょう。

国立環境研究所が運営している「有害紫外線モニタリングネットワーク」というサイトでは、全国11カ所の紫外線の速報値が確認できます。

数値をチェックしてから出かけるかどうかを判断するのも有効です。

日陰を利用する。

完全にではありませんが、日陰にいることで、日向で浴びる紫外線の50%をカットすることができます。

移動する時はなるべく日陰を歩きましょう。

日傘を使う、帽子をかぶる。

「どうしても日向を移動しなきゃいけない!」という人には、日傘や帽子などのアイテムがおすすめです。

最近では男性も日傘をしている人が増えており、男性用日傘のラインナップも充実してきました。

私が愛用しているのは、アウトドアブランドであるモンベルのサンブロックアンブレラ。

遮熱性能が高く、UVカット率99.7%を実現した晴雨兼用の軽量傘です。

それでいて、強度を備えたカーボンを8本使用している「軽くて丈夫な傘」です。

やや値は張りますが、私はかれこれ5年以上使い続けています。
長持ちなのでコスパの良いアイテムだと思います。

衣服で覆う。

首や腕の日焼け防止として、UVカットパーカーなど、衣服で対策することもできます。

「夏の暑い日にパーカーなんて」と思われがちですが、着心地がサラッとしたものが多く、ムレたり不快に感じることがほとんどありません。

ユニクロでもメンズUVカットパーカーを扱っています。
お近くの店舗でぜひ試してください。

サングラスをかける。

サングラスをかけることで、眼を紫外線から守ることができます。

しかし、「サングラスならなんでもOK」というわけではありません。

必ずUVカット表示があるものを選びましょう。

なお、色の濃いサングラスをかけると、眼に入る光の量が少なくなるため瞳孔が大きく開き、紫外線が眼に入りやすくなります。つまり、逆効果になってしまうのです。

色の濃いサングラスは避け、UVカットのサングラスを選びましょう。

日焼け止めを上手に使う。

日焼け止めを上手に使うポイントは以下のとおりです。

  • 商品に記載された使用量を守る。(ケチらない)
  • 顔の5カ所(両ほお、額、鼻、あご)に置いてから、全体にムラなくになじませる。
  • 汗をかいたり、タオルで拭いた後などは必要に応じて塗りなおす。
  • 効果を保つため2~3時間おきに塗りなおす。

特に、塗りなおしは多くの人がサボりがち。

紫外線を本気で防ぐなら、こまめなケアが重要です。

家用、職場用、携帯用など、いつでも塗り直しができる環境をつくりましょう!

また、以下の記事では日焼け止めのNGな塗り方、正しい塗り方を画像たっぷりで解説していますので、あわせてご覧ください。
>>>【あなたはいくつ知っている?】日焼け止めのNG塗り方5選【男性向け】

【シーン別】メンズ用日焼け止めの選び方

私たちの肌に悪影響を与える紫外線には、2種類あります。

それが、UV-AとUV-Bです。

で、この2種類の紫外線から私たちを守ってくれる指標が、SPFとPAです。

ここでは、SPFとPAの基礎知識と【シーン別】メンズ用日焼け止めの選び方を紹介します。

SPFはシミ・そばかすを防ぎ、PAはシワ・たるみを防いでくれる

日焼け止めに書いてあるSPAとPAの2つの表示。

意味はよくわからないけど、「とりあえず数値の高いものを選んでいる」という人も多いのではないでしょうか。

SPAとPAをカンタンにまとめると次のとおりです。

  • SPA:UV-Bから肌を守る。シミ・そばかす対策として有効。
  • PA: UV-Aから肌を守る。シワ・たるみ対策として有効。

SPAは「SPF10、SPF35」など数値で表されます。

50を超えるものは、一律でSPF50+と表記されます。

PAは4段階のレベルに分類されています。

  • PA+(UV-A防御効果がある)
  • PA++(UV-A防御効果がかなりある)
  • PA+++(UV-A防御効果が非常にある)
  • PA++++(UV-A防御効果が極めて高い)

ここで注意したいのが、「数値が高いから肌に良いわけではない」ということ。

数値が高いものは紫外線対策には有効であるものの、その分肌に負担をかけてしまいます。

【参考文献】

日常生活ならSPF10~20、屋外でのスポーツならSPF20以上

具体的なSPFとPAを選ぶ基準は以下のとおりです。

ライフスタイル・シーンSPF値PA値
短時間の散歩・買い物SPF10~20PA+~++
屋外での軽いスポーツやレジャーなどSPF20~40PA++~+++
屋外での激しいスポーツや炎天下でのレジャー、マリンスポーツなどSPF40~50+PA+++~++++
引用元:無印良品HP(SPF・PAとは何ですか)

ドラッグストアではSPF50かつPA++++のものが全面的に売られています。

が、多くの人にとってオーバースペックのはず。

一般的に、SPFとPAの数値が高いと、肌への負担が大きく、洗顔でも落ちにくい傾向があります。

日焼け止めを落とすために、クレンジングが必要なのか、石鹸だけで落ちるのかも確認しましょう!

【シーン別】メンズ用日焼け止め5選

ここでは、私がリサーチした結果&実際に試した結果、おすすめしたい日焼け止めをシーン別に紹介します。

結論から言うと、以下の5つです。

スクロールできます
商品名サンスクリーンオンフェイス モイスト(オルビス)ニベアUV ウォータージェルSPF50 ポンプ(花王)アネッサパーフェクトUV スキンケアミルク(資生堂)ビオレ UV アクアリッチ ウォータリージェル(花王)サンカット プロテクトUV スプレー(KOSE)
SPFSPF34SPF50SPF50+SPF50+SPF50+
PAPA+++PA+++PA++++PA++++PA++++
価格(税込み)1,056円1,200円ほど
(オープン価格)
3,058円968円768円
35g140g60g70g60g
タイプクリームジェルミルクジェルスプレー
落とし方洗顔洗顔洗顔洗顔洗顔
ポイント肌がしっとりなめらかになる。
乾燥肌の人向け。
コスパ最高。ドラッグストアで購入可能。夏の暑い日差しから長時間ガッチリ守ってくれる。80分間の耐水試験でも効果が認められた「スーパーウォータープルーフタイプ」髪にも使える便利なスプレータイプ。

それぞれ順番に解説します。

うるおいが欲しい乾燥肌さん向け:サンスクリーン オンフェイス モイスト

冬でもしっかり紫外線対策をしたい乾燥肌さんにおすすめの商品です。

肌がしっとりとうるおうクリーミィな使用感。

ほこり等の空気中の物質から肌を守ってくれる成分も入っているので、花粉で肌荒れする人にもおすすめ。

実際に私も年間で愛用しています。乾燥肌の私にはもう手放せない商品。

屋内でデスクワークならこれでOK:ニベアUV ウォータージェルSPF50 ポンプ

ドラッグストアで買えるコスパ最高の日焼け止め。

私自身、サンスクリーン オンフェイス モイストに出会うまではしばらくお世話になっていました。

サンスクリーン オンフェイス モイストには劣るものの、肌にうるおいを与えてくれます。

「日焼け止めは最低限のスペックでOK」という人におすすめ。

夏も走り続けるランナー向け:パーフェクトUV スキンケアミルク

SPF50+、PA++++という紫外線からガチガチに守ってくれる商品。

持続力も高いうえに、洗顔で落とせるというのもありがたい。

炎天下の中、外回りを頑張る営業さんにもおすすめです。

水中でも落ちにくい:ビオレ UV アクアリッチ ウォータリージェル

ビオレ UV アクアリッチ ウォータリージェルは、80分間の耐水試験でも効果が認められた「スーパーウォータープルーフタイプ」。

しかも、いつもの洗顔でカンタンに落とせます。

海やプールなどのレジャー用に、一本は持っていきたい商品。

時間のない時にサッと使える:サンカット プロテクトUVスプレー

髪にも使える、時間のない時に便利なスプレータイプ。

また、花粉やほこりなどのアレルギーの原因となる物質からも守ってくれます。

ちなみに、私は玄関に1本置き、出かける直前に日焼け止めの塗り忘れに気づいた時に使っています。

休日、ちょっとコンビニに行くときにも便利です。

日焼け止めの塗り方【3ステップ】

日焼け止めの基本的な塗り方は以下のとおりです。

  1. 手のひらに適量(1円玉サイズが目安)をとります。
  2. 「おでこ・鼻・左頬・右頬・あご」に少しずつのせます。
  3. 顔の中心から外に向かって、指全体でやさしく伸ばします。

ちなみに「日焼け止めは、2~3時間おきに塗りなおすと良い」とされています。

ただ、激しい運動後の大量の汗や海・プールで泳いだ後は、日焼け止めがいっきに落ちてしまうことも、、、

この場合は2~3時間にこだわらず、こまめに塗りなおしましょう。

日焼け後に必要な3つのアフターケア

すでに紹介しましたが、日焼けはシミ・シワ・たるみの原因になります。

日焼けをした後はなるべく早いアフターケアが必要です。

具体的な内容は以下の3つです。

  • 肌を冷やして炎症を抑える。
  • 肌を保湿する。
  • 水分とビタミンCを補給する。

すぐにやるべきことが、「肌を冷やす」です。

日焼けをした肌は軽いやけどをした状態と同じ。

なので、日焼けした部分を冷やしてあげましょう。

氷や保冷材で冷やすのが、最もカンタンですが、直接あてると肌に刺激を与えてしまうのでNGです。タオルなどで包んでやさしくあてましょう。

日焼け後はビタミンCの補給も有効です。

ビタミンCには、シミの原因となる「メラニンの生成を抑えるはたらき」「メラニン色素を薄くするはたらき」があります。

【参考文献】

紫外線対策で若々しい肌をキープしよう!

紫外線の影響はすぐには表にでません。

しかし、紫外線はあなたの肌に着実にダメージを与え、あるとき一気にシミとなって表れます。

「あの時、ちゃんと対策をしていれば、、、」と後悔しても、時すでに遅し。シミはセルフケアで消すことはほぼ不可能です。

消すとなると皮膚科や美容クリニックで、お金をかけて施術する必要があります。

若々しい肌の維持&お金のためにも、今すぐ紫外線対策をしましょう。

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