【改善策あり】毛穴が洗顔直後はキレイでもすぐ黒くなる３つの理由

洗顔した直後は毛穴がキレイになっているけど、すぐにまた黒ずんでしまう。

ちゃんと洗顔はしているはずなのに、何が悪いんだろう。

２週間後には大事な大事な初デート。会った瞬間に相手に幻滅されたくない、、、

短期間で毛穴をキレイにする方法が知りたいな。

洗顔直後は確かにいなくなったハズなのに、なぜすぐ黒くなるのか。

主な理由は次の３つです。

この場合、実はふつうの洗顔法では改善できないケースが多く、一歩踏み込んだケアをする必要があります。

そこで本記事では、

について、科学的エビデンスや体験談をもとにリアルにお話します。

本記事を最後までご覧いただけていることで、あなたを悩ませる毛穴の黒ずみから解放されるキッカケが見つかりますよ。

洗顔直後はキレイでも毛穴がすぐ黒くなる3つの理由

喜びもつかの間、すぐに舞い戻ってくる毛穴の黒ずみ。ちゃんと洗ったはずなのになぜ！？

その理由を解説します。

理由１：過剰に分泌された皮脂が酸化したから

まず、毛穴に黒ずみができる過程をカンタンに説明すると、以下の図のとおりです。

（画像：毛穴に黒ずみができる過程＝皮脂が溜まる→角質やホコリと混ざり角栓になる→空気に触れて酸化する）

皮脂はもともと肌を守るための大事なものですが、過剰に分泌されると毛穴につまり角栓の原因になります。

で、皮脂が過剰に分泌されやすい状況が「洗顔後直後」です。

洗顔直後は肌がとても乾燥した状態。乾燥した状態は、外部からの刺激を受けやすい。

そこで肌は「皮脂を分泌して肌バリアをつくろう！」と過剰に皮脂を分泌します。

これが結果として毛穴の黒ずみにつながるのです。

また男性は女性に比べて、肌が乾燥しやすい傾向にあります。

特に年齢が30～40代は皮脂の分泌量が多い傾向があることがわかっています。

さらに、男性ホルモンは皮脂分泌を促進させる作用があります。

乾燥と男性ホルモンのダブルパンチで皮脂が溜まりやすくなっているのです。

理由２：洗顔で落としきれない皮脂が酸化したから

洗顔をすることで、肌の表面の汚れはある程度ケアできます。

しかし、毛穴の奥底にある、長年蓄積された汚れを全てかき出すことは難しいケースが多いです。

「毛穴のすみずみまで汚れを落とす」というキャッチコピーの洗顔料でも限界があります。

理由３：毛穴汚れではなく、メラニン毛穴だから

メラニン毛穴とは、毛穴周りの皮膚が色素沈着を起こし、リング状のシミになってしまった毛穴のことです。

黒く見えますが、毛穴の中に皮脂が詰まっているわけではありません。

なので、いくら洗顔を頑張っても、キレイになることはありません。（一時的に光の加減でキレイに見えることもありますが、、、）

そして、メラニン毛穴になる主な原因が紫外線です。

紫外線を浴びた毛穴の内部は炎症し、それを抑えようとメラニンが発生してしまうのです。

【即効性あり】毛穴の黒ずみをキレイにする具体的な3つの改善策

毛穴の黒ずみをキレイにする方法を、次の３つです。

それぞれ詳しく解説します。

改善策１：クレンジングと酵素洗顔

クレンジングと酵素洗顔の役割はそれぞれ以下のとおりです。

この2つを組み合わせると、いつもの洗顔よりも毛穴の黒ずみをキレイにできる効果が期待できます。

ただ、この方法には1つ欠点があります。

それは「肌に負担がかかる」ということ。毛穴の汚れが落ちやすいということは、それだけ洗浄力が高いことを意味します。

洗浄力が高いと、必要な皮脂まで落とし、乾燥肌を悪化させるリスクがあります。

なので、自分の肌質を見極めて使う必要があります。

ちなみに私が試した中で、肌にやさしく、比較的高い効果があった商品が、ファンケルのマイルドクレンジングと酵素洗顔パウダーです。

乾燥肌の私でも、ほとんど肌に負担を感じることはなく、そこそこの効果が感じられました。

メリット	デメリット
費用が安い。（クレンジングと酵素洗顔合わせて5,000円以下の場合が多い。） 手軽にできる。	劇的な効果は期待できない 乾燥肌の人には合わないことがある。

改善策２：家庭用毛穴吸引器

毛穴吸引器はその名のとおり、毛穴の汚れを物理的に吸い取る美容機器です。

商品の説明では「真空状態を作り出し、洗顔では落としきれない毛穴に詰まった汚れを吸引できる！毛穴黒ずみの解消やニキビ予防にも効果アリ！」とうたっています。

デメリットは、肌への負担がやや大きいところです。

毛穴パックや角栓除去スティックほどではありませんが、物理的に角栓を引っこ抜くので、肌へは負担がかかります。

また、家庭で使える美容機器は一般的にパワーが弱いことが多いです。（素人が使用しても事故にならないように作られているため）

私も試しました。

が、ホットタオルで毛穴を広げたり、お風呂で使用しても全然ダメ。

正しい方法で使用しているにも関わらず、吸引した箇所が赤くなるだけで、正直デメリットしか感じられませんでした。

これ以上使っても、毛穴が広がるリスクもあるため、2～3回使っただけで、以降は全く使いませんでした。（具体的な商品名は伏せますが、日本の大手メーカーの商品で、価格は2万円ほどです。）

メリット	デメリット
毛穴汚れを吸い取ることができる。 手軽にできる。 繰り返し使える。	肌への負担がやや大きい。 価格がやや高い（２万円くらい）。

改善策３：クリニックでの毛穴洗浄

3つ目の改善策はいわゆる美容クリニックでの施術です。

毛穴をキレイにする施術は主に2種類あります。

今までは毛穴をキレイにする施術と言えば、肌に負担にかかるケミカルピーリングだけでした。

しかし、2018年頃、アメリカ食品医薬品局（日本の厚労省にあたる機関）から承認を得たハイドラフェイシャルという肌への負担が少ないマシンが日本に公式上陸。

あっという間に、国内の美容クリニックの多くが導入することになりました。

その結果がこちらです。

毛穴がスッキリしたのはもちろん、美容成分を塗ってもらったおかげで肌にツヤが出ました。

ちなみにスタッフさんにお願いすれば、施術後に取れた毛穴汚れを見せてくれます。

液体に浮いている白っぽいものが自栓です。

効果の持続性ですが、私の場合、施術後２週間は毛穴がキレイ&肌にハりのある状態が続きました。

ただ４週間くらい経つと、施術前にもどってしまいました。

個人的には「２週間以内にマッチングアプリで初めて会う女性とデートする人」「直近でプロポーズする人」「転職の最終面接がもうすぐある」など、ここぞという時に勝負したいシーンにおすすめの施術です。

私のハイドラフェイシャルの体験談については、以下の記事で詳しく紹介しています。

人生をかけた大事なイベントが控えている人はぜひご覧ください。
>>>【写真あり体験談】ゴリラクリニックのハイドラフェイシャルを施術した結果

メリット	デメリット
高い効果を実感できる可能性が高い。 肌のツヤ・ハリがよくなる可能性が高い。 ２週間くらい持続する。	価格がやや高い（２万円くらい）。 自宅でできない。

【裏ワザ】毛穴汚れの隠し方

「お金をかけずにその場しのぎでもいいから毛穴汚れを隠したい」という人は、BBクリームがおすすめです。

BBクリームとはカンタンに言うと「日焼け止め機能付きファンデーション」です。

ファンデーションと聞くと女性向けの商品と思われがちですが、男性専用のものあります。

BBクリーム使用前と使用後の写真がこちらです。

黒ずみが肌色に塗られ、毛穴汚れが目立たなくなりました。

ただ、当然ですが洗顔したら元の黒い状態に戻ってしまいます。

なので「大事な彼女と初めてのお泊り！」みたいなイベントの時はおすすめできません。（風呂上がりのあなたを見た彼女が幻滅しちゃうかも、、、）

BBクリームについてもっと詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。
>>>【カンタン30秒】男性のいちご鼻を隠す方法【画像あり】

【重要】生活習慣の見直し（※すぐに効果は出ません）

毛穴の黒ずみを改善するには、既に黒ずんだ毛穴をキレイにするだけでなく、未然に汚れを防ぐことも大事です。

汚れが発生する主な原因は、「皮脂の過剰分泌」と「ターンオーバー（古い肌細胞を落とし、新しくする）のサイクル乱れです。

これをケアするには日頃の生活習慣も気を付ける必要があります。

具体的には以下のとおりです。

各項目を詳しく解説すると、次のとおりです。

【根本的な解決策】毛穴の引き締めが期待できる2つ方法

毛穴汚れの根本的な原因は毛穴が開いてしまっていることです。

当たり前ですが、毛穴が小さければ、その分汚れも溜まりにくくなります。

ここでは、毛穴の引き締め効果が期待できる2つの方法を紹介します。

収れん化粧水

収れん化粧水とは、肌を引き締める「収れん作用」を持った化粧水のことです。

一時的ではあるものの、毛穴開きにも効果があると言われています。

デメリットは肌への刺激が強いこと。

収れん化粧水にはアルコールやメタノールなどの成分が含まれていることが多く、乾燥肌の人にとっては、より乾燥しやすくなる可能性があります。

美容クリニックでの毛穴治療

2つ目の方法は、美容クリニックでの毛穴治療です。

たるみ毛穴やクレーター肌など、セルフケアでは治せない毛穴にも効果が期待できます。

特別な医療機器を使用するため、金額もお高いです。1回の施術の相場がおよそ2万円です。

毛穴の開く具合にもよりもますが、効果を感じられる回数は5回以上と言われています。

参考までに施術２回目時点の成果がこちら。

この時点では、まだ毛穴が小さくなった実感は少ないですが、以前より「肌にハリが出た」「小鼻のザラザラが解消された」という効果を実感できています。

具体的な施術の流れや金額については以下の記事で解説しています。
>>>【総額24万1330円の体験談】ゴリラクリニックの毛穴総合治療（ダーマペン）ブログ

絶対にやってはいけない３つの毛穴ケア

毛穴に悩み始めた人がついやりがちな、NG毛穴ケアを3つ紹介します。

悪いことは言いません。心当たりのある方は今すぐやめましょう。

毛穴パックを使いすぎる

ドラッグストアで手軽に買える毛穴パック。

上手く剥がせたとき、黒いパックの上にビッシ りそり立つ角栓はまるで芸術。何時間でも見ていられます。

毛穴の黒ずみに悩んでいるあなたも一度は使ったことがあるはず。

しかし、決しておすすめはできません。

なぜなら毛穴パックは肌に強烈な刺激を与え、毛穴の黒ずみを悪化させるだけでなく、毛穴にシミをつくるリスクもあるからです。

毛穴パックの失敗談ついては、以下の記事で詳しく解説しています。
>>>【写真あり】毛穴パックをやり続けた男たちの末路【後悔】

ピンセットで抜く

ピンセットを使ってニュルニュル角栓を抜くあの感覚。私もたまらなく好きでした。

あまりにも集中しすぎて1時間経っていたなんてことも、一度や二度ではありません。

が、ピンセットで角栓を抜くのはデメリットが大きいです。

ピンセットで角栓を抜くと、毛穴周辺の皮膚を引っ張ってしまうため、毛穴が広がってしまう可能性があります。

また、角栓を抜く時に、毛穴周りの皮膚を傷つけ、そこからバイ菌が入りニキビの原因になる可能性も、、、

一時的にキレイになるだけで、副作用が大きすぎます。絶対にやめましょう。

乾燥肌なのに洗浄力の強い洗顔料を使う

「スクラブの力で、毛穴の黒ずみをゴッソリ落とす。洗顔後はメンソール効果で爽快感MAX！」

このキャッチコピーにつられ、ドラッグストアでつい手に取ってしまう男性も少なくありません。

学生であれば比較的肌が強く、潤いもあるため、洗浄力が強い洗顔料を使っても特に問題はありません。

しかし、30代を過ぎた男性は違います。

理由１：過剰に分泌された皮脂が酸化したからで説明したとおり、30代を過ぎると肌の水分量がグッと減り、乾燥肌の男性が増えます。

乾燥した状態でスクラブやメンソールが入った洗顔料を使うと、肌の乾燥を悪化させ、皮脂の過剰分泌、肌の炎症の原因になります。

乾燥肌の人は、肌にやさしく保湿成分の入った洗顔料を使うべきです。

30代の男性向けの洗顔ノウハウについては以下の記事で詳しく解説しています。
>>>【あなたは知ってる？】30代男性の正しい洗顔方法【おすすめ洗顔料も紹介】

よくある質問

保湿をすると毛穴が黒くなるって本当？

正しく保湿ケアができれば毛穴の黒ずみには影響はありません。ただ保湿クリームを塗り過ぎると、毛穴に詰まり、黒ずみの原因になる可能があります。

毛穴対策のための洗顔後の保湿の正しいタイミングはいつ？

保湿は「洗顔後すぐにやる」が正解です。洗顔後の肌はとても乾燥しやすい状態です。この状態のままだと、皮脂が過剰に分泌し、毛穴つまりの原因になります。洗顔後はすぐに保湿ケアをして、皮脂の過剰分泌を防ぎましょう。

まとめ

本記事を最後までお読みいただいたあなたは、少しがっかりしたかもしれません。

なぜなら「お金をかけず、即効で毛穴をキレイにする」なんて都合の良い方法はないからです。

あなたの選択肢は２つ。

なるべくお金をかけず、時間をかけてゆっくり治すか。

あるいは、お金をかけて効率的に治し、キレイな肌で長い人生を過ごすか。

ぜひ後悔しないよう、あなたの価値観にあった道を選んでください。