とりあえずスキンケアの一歩として化粧水を始めてみた。
どうやら化粧水とセットで乳液を使うと良いみたい!
でも、乳液について調べると「いらない」「顔がテカる」とか乳液不要論も見かける。
肌の乾燥をケアしつつ、顔がテカらない乳液の使い方を知りたい。
こんなギモンにお答えします。
化粧水と乳液はセットで使うことで、肌の乾燥に対し高い効果を発揮します。
が、乳液の使い方を間違えるとテッカテカの顔になってしまうこともあります。
そこで本記事では、乳液の正しい使い方を、図解たっぷりでわかりやすく解説します。
本記事を最後までご覧いただくことで、顔のテカリを抑えつつ、肌の潤いをキープするヒントが見つかりますよ。
「乳液の使い方から先に知りたい!」という人はこちらからジャンプできます。
>>>【テカリをおさえ乾燥を防ぐ】乳液の正しい使い方
【1分でわかる】おさえておきたい乳液の3つの基本
化粧水とセットで使うことで、効果を発揮する乳液。しかし、ネットでググるとネガティブな情報も多く見かけるため、乳液について誤解している人も少なくありません。
ここでは、乳液について正しい知識を身につけるためにの「3つの基本」を解説します。
乳液の役割は「肌にフタをする」
乳液の主な役割は、「肌にフタし、潤いを閉じ込め、乾燥を防ぐこと」です。
乳液をつけないと、せっかく化粧水で肌に水分チャージしても、すぐ蒸発してしまいます。
化粧水と乳液のはたらきのイメージはこんな感じです。
化粧水と乳液は2人で1つ。セットで使いましょう。
乳液を使うタイミングは「化粧水の後」が正解
乳液を使うタイミングは、化粧水の後が基本です。
化粧水で肌に水分を与えた後、乳液でフタをすることで、潤いの肌をキープすることができます。
参考までに、化粧水と乳液以外のスキンケアの順番も紹介します。
さらに乳液を塗った後は、紫外線対策のための日焼け止めがマストです。
化粧水や日焼け止めの正しい使い方は、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
>>>【乾燥肌が気になる30~40代メンズ向け】化粧水の正しい使い方
>>>【あなたはいくつ知っている?】日焼け止めのNG塗り方5選【男性向け】
乳液を正しく使えば顔のテカリがおさえられる
「乳液=顔がテカる」というイメージを持っている人は多いです。
が、事実は必ずしもそうではありません。
というか、乳液を正しく使うことで逆にテカリの原因となる「皮脂の過剰分泌」を抑えることができます。
皮脂の過剰分泌はテカリの原因になります。
図解するとこんな感じです。
ただし、乳液の塗りすぎると顔がテカってしまいます。塗るときは適量を守りましょう。
乳液の正しい塗り方は【テカリをおさえ乾燥を防ぐ】乳液の正しい使い方で解説します。
補足:「化粧水から乳液までの時間」に正解はない
「化粧水を塗ってから何分後に乳液を塗れば良いか?」というギモンを持っている人は多いです。
実はこれには正解がありません。
使っている化粧品によっても違いますし、個人の肌質でも違うので、ひとくくりに「〇分後に塗ればOK」とは断言できないのです。
ちなみに私は、化粧水をゆっくりハンドプレスで仕上げた後、すぐに乳液をつけています。
なお、文部科学省の後援事業として許可された日本化粧品検定のテキストでは「化粧水後、すぐに乳液をつける」が推奨されています。
【テカリをおさえ乾燥を防ぐ】乳液の正しい使い方
乳液は水分の蒸発をガードしてくれる強い味方。
ですが、使い方を間違えると顔がテカるというデメリットがあります。
ここでは、テカリをおさえつつ肌の乾燥を防ぐ「乳液の正しい使い方」を解説します。
使用量の目安は「10円玉サイズ」
乳液の使用量は、メーカーによって多少違いますが、10円玉硬貨サイズが目安と言われています。
さらに、季節や肌質にあわせて微調整が必要です。
- 夏:湿気が多いため、乳液は少なめ
- 冬:乾燥するため、乳液は多め
- 乾燥肌:全体的に多め
- 脂性肌:全体的に少なめ
乳液の塗り方【3ステップ】
ここからは図解を使って、乳液の塗り方を解説していきます。
STEP 1:手のひらに広げて人肌にあたためる
乳液を手のひらに広げ、人肌に温めて塗ると、肌への馴染みを良くなります。
また、温かい乳液は肌の血行を良くする効果もできます。
STEP 2:顔の内から外に向かって伸ばす
顔の中心から外に向かって、指の腹を使って優しくマッサージするように伸ばしていきます。
最初は手のひらにたっぷり乳液がついた状態なので、類や口元など乾燥しやすいパーツから塗るのがおすすめです。
STEP 3:最後に仕上げのハンドプレス
手のひらで顔を包み込むようにして、優しく押さえます。
これにより、乳液が肌に浸透しやすくなります。
乳液の選び方(結論:あなたの肌質で選ぼう)
「乳液は何を基準に選べば良いのかわからない」という人は多いです。
結論から言うと、化粧水と同じで肌タイプで選ぼう」です。
肌タイプは一般的には以下の4つに分類されます。
それぞれの肌タイプの詳しい特徴はこんな感じです。
普通肌:皮脂分泌量がちょうど良く、肌の保湿状態も良い理想的な肌。
脂性肌:皮脂分泌が過剰で、テカリやニキビができやすい。10~20代男性に多い。
乾燥肌:肌がカサカサし、小じわが増えやすい。特に目元、ほお、口元は乾燥しやすい。冬になるとお風呂上がりに顔から粉が吹くこともある。
混合肌:脂性肌と乾燥肌のミックス。Tゾーン(おでこや鼻)はテカリやすいが、目元、ほお、口元は乾燥している。30~40代男性に多い。
さらに、この4つ以外に「敏感肌」という肌タイプがあります。
敏感肌とは、外部刺激に弱く、赤みやヒリヒリ感が出やすい肌のことです。
敏感肌は上の4つから独立していて、「乾燥肌+敏感肌」「混合肌+敏感肌」みたいな感じで、他の肌タイプとセットになります。
敏感肌の人は、低刺激で、無香料・無着色の乳液を選び、パッチテスト(顔に塗る前にうでに塗って反応をみる)をしてから使用することが大切です。
【30~40代男性向け】おすすめの乳液5選
「選ぶポイントは理解できた!それでもどんな乳液を買えばいいのかわからない、、、」という人向けにおすすめアイテムを5つ紹介します。
先に結論から言うと、以下の表のとおりです。
おすすめなのが以下の3つです。
商品名 | 敏感肌用乳液 高保湿タイプ(無印良品) | ハトムギ浸透乳液(ナチュリエ) | 潤浸保湿 乳液(キュレル) | 薬用フェイスミルク(NULL) | 薬用クリアエマルジョン(イハダ) |
---|---|---|---|---|---|
種別 | 医薬部外品 | 化粧品 | 医薬部外品 | 医薬部外品 | 医薬部外品 |
特長 | 「天然天然由来成分100%」で肌にやさしい乳液。 | コスパ最強。惜しみなくたっぷり使える低刺激化粧水。 | 肌荒れしにくく、ふっくら&みずみずしい肌を再現してくれる乳液。 | ニキビと乾燥の両方を防いでくれる。高保湿なのにべたつかない使用感が◎。 | メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ美白成分「トラネキサム酸」を配合。 |
香り | 無香料 | 無香料 | 無香料 | 無香料 | 無香料 |
容量 | 200ml | 230ml | 120ml | 145ml | 135ml |
公式価格(税込み) | 780円 | 825円 | 2,090円 | 2,970円 | 2,090円 |
次からはそれぞれのおすすめアイテムについて解説していきます。
どんな化粧水とも合わせやすい:敏感肌用乳液 高保湿タイプ(無印良品)
化粧水と同じく、天然由来成分100%にこだわった低刺激性のスキンケアシリーズ。
無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性とクセがないので、他ブランドの化粧水との相性も◎。
夏はさっぱりタイプ、冬は高保湿タイプと使い分けるのがおすすめです。
コスパ最強のベタつかない乳液:ハトムギ浸透乳液(ナチュリエ)
一般的な乳液は、肌の【表面】に膜をつくり水分の蒸発を防いでくれます。
この表面の膜がいわゆる「ベタつき」の原因です。
しかし、ハトムギ浸透乳液は肌の【内部】の細胞のスキマを埋めてくれます。これにより、表面にベタつきが残らず、水分を閉じ込めてくれるのです。
できる限り「乳液を塗っている感」をなくしたい人におすすめ。
しっとりするのにベタつかない、最高の使い心地:潤浸保湿 乳液(キュレル)
乾燥性敏感肌にとことんこだわったアイテム。
しっとりなのにベタつかず、サラッとした使用感も男性にうれしいポイント。
消炎剤という、外部刺激から肌荒れを守ってくれます。
ニキビ・肌荒れも防いでくれる:薬用フェイスミルク(NULL)
ニキビと乾燥肌に悩んでいる人におすすめのアイテム。
グリチルリチン酸ジカリウムがニキビ・肌荒れを、ヘパリン類似物質が乾燥を防いでくれることが厚生労働省にも認められています。
また、べたつかず、サラッと肌になじむ使用感も◎。
初回購入に限り、商品購入から60日以内であれば全額返金保証もついています。
「自分の肌に効果があるのか心配」という人でも安心です。
薬用クリアエマルジョン(イハダ)
資生堂ブランドの1つ、イハダの薬用乳液。
従来のうるおい密閉シリーズに美白成分をプラスしたこのアイテムは、メラニンの生成を抑えることで、シミ・そばかすができるのを防いでくれる効果が期待できます。
使用感はやや水っぽくなっています。商品名は「しっとり乳液」となっていますが、個人的には「さっぱり」よりの商品だと感じました。
保湿・美白・肌荒れの3つの機能を備えつつも2,000円台で購入できるのも魅力です。
よくある質問
- 乳液は洗い流した方が良いの?
-
基本的に洗い流す必要はありません。
- 乳液は1日何回塗った方が良いの?
-
基本的には朝・夜の化粧水をつけた後の2回です。
- 化粧水をつけずに乳液を塗っても意味はあるの?
-
乳液のはたらきは「化粧水でチャージした水分を蒸発させないため」なので、乳液単品ではあまり意味がありません。
まとめ
最後までお読み頂きありがとうございます。
30歳を過ぎ、乾燥&テカリのダブルの悩みを抱えている人も多いと思います。
ぜひ正しい乳液の使い方をマスターして、若々しい肌を手に入れて下さいね。
【おすすめ乳液5選】
商品名 | 敏感肌用乳液 高保湿タイプ(無印良品) | ハトムギ浸透乳液(ナチュリエ) | 潤浸保湿 乳液(キュレル) | 薬用フェイスミルク(NULL) | 薬用クリアエマルジョン(イハダ) |
---|---|---|---|---|---|
種別 | 医薬部外品 | 化粧品 | 医薬部外品 | 医薬部外品 | 医薬部外品 |
特長 | 「天然天然由来成分100%」で肌にやさしい乳液。 | コスパ最強。惜しみなくたっぷり使える低刺激化粧水。 | 肌荒れしにくく、ふっくら&みずみずしい肌を再現してくれる乳液。 | ニキビと乾燥の両方を防いでくれる。高保湿なのにべたつかない使用感が◎。 | メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ美白成分「トラネキサム酸」を配合。 |
香り | 無香料 | 無香料 | 無香料 | 無香料 | 無香料 |
容量 | 200ml | 230ml | 120ml | 145ml | 135ml |
公式価格(税込み) | 780円 | 825円 | 2,090円 | 2,970円 | 2,090円 |